流通気象（ライフウェザーマーチャンダイジング＝ＬＭＤ）とは、気象現象が人間の欲求を変化させるメカニズムを「生気象学」理論に基づき体系化したもので、気象変化を顧客ニーズの変化としてとらえて企業活動に生かす【未来対応型顧客志向】のマーチャンダイジング手法です。
「販促天機」は、LMDを汎用サービスとして販売するものです。
気象予報
販促天機で提供される気象データは店舗の緯度経度に紐づく高精細予測です。これまではアメダス単位や市区町村単位の粗い情報では、近年の異常気象には対応しきれません高解像度のメッシュ情報でより精度の高い販売分析・客数解析も実現します。
また、販促天機では気温に加えて体感温度を表示します。同じ気温でも前日からの急な温度変化などがあると温度の感じ方は全く変わります。そこで、購買に結びつく体感温度を予報します。
天気急変メール
店舗ピンポイントの気象情報で、付近でゲリラ豪雨や落雷・竜巻などの激しい突風が予想された場合、台風などで大荒れの天気が予想された場合に、あらかじめ登録しておいたアドレスへメール通知します。
ご来店頂くお客様への防災対策や、屋外から屋内への商品棚の移動・傘袋準備のタイミング、従業員の事前確保などに役立ちます。また、在庫状況に応じて雨振り出し前の早めのタイムセールを仕掛ける判断基準にもお使い頂けます。
来店客数予測
販促天機では、店舗ピンポイントの気象・気温（体感気温）・曜日などのデータをもとに、気象条件、その他条件ごとの客数の増減を客観的に分析します。分析では“小雨の場合来店客数は通常通り、風が強い日の方が客数が伸びない”といった「店舗ごとの客足ロジック」を導き出します。こうした来店客数の予測は、翌日仕入発注量の調整（日配など）にご利用いただけます。さらに、当日の店舗オペレーション向けには、リアルタイム客数データとの連携により、予想客数の5割や7割を達したときなどにお知らせすることもできます。
さらに、販促天機では時間帯毎の来店客数を予測します。優先販売商品のフェースづくりなどの売り場作り、客足が鈍くなる前のタイムセールの仕掛け、レジ稼働台数の調整、人員配置の計画などにお使い頂けます。
商品販売数量予測（カスタマイズ）
POSデータとLBWの高解像度気象予報との相関から商品販売数の予測モデルを作成します。このモデルに基づいた商品（またはカテゴリ）ごとの販売数量を販促天機上に表示させるようにカスタマイズを加えることができます。
提供価格
| 来店客数予測のためのアルゴリズム解析 | 100,000円～ |
| 店舗ごとの過去の気象実績 | 5,000円/店舗・月 |
| 店舗ごとの気象予測 | 2,000円/店舗・月～ |